2019年12月18日

アフタートークのその先へ

監督の宍戸です。
今月熊谷市で行われた自主上映会に、出演者の岡部亮佑さん、介助者の仲森邦輔さんが登場しトークが開かれました(ふたりのトークはこの日が初)。話は仲森さんを中心に進み、その間亮佑さんはご覧の通り、絵を描くことに集中していたようです。トークが終ると、素敵な自画像が2枚出来ていました(自分を見つめるもうひとりの自分の眼差し。さすがです)。

 

   

 

上映後に開かれるトークや話合う場を大切にしたいと感じています。自分たちの暮らす街ではどんな暮らしの可能性があるのか、それを探り、つくり出していくことにも目を向けてみたいです。山形や仙台、石巻では自分たちはどんな暮らしをしたいのか、夢や可能性を話し合う場が持たれています。
それぞれの街で、暮らしのかたちを模索する取り組みが起きていくことを期待しています。

 

   

2019年12月16日

「第十二回予告篇ZEN映画祭」でチラシ大賞を受賞

鎌倉で開かれていました「第十二回予告篇ZEN映画祭」で映画「道草」のチラシが2019年の大賞を受賞しました。投票頂いた方々に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
また、チラシのイラストを描いて下さった木下ようすけさん、デザインをして下さった林よしえさんのお仕事にあらためて敬意を表し、感謝いたします。
映画祭のHPはこちらです。

2019年01月28日

本のご紹介(『障害者の傷、介助者の痛み』)

本のご紹介です。
青土社から昨年末に出版された渡邉琢さんの新刊、『障害者の傷、介助者の痛み』の13章「支援・介助の現場で殺意や暴力と向きあうとき-社会の秘められた暴力と心的外傷(トラウマ)について」の中で、映画「道草」のシーンを取り上げていただいてます。
渡邉さんが介助を通して出会った男性(まっちゃん)との試行錯誤の日々を、「道草」の登場人物ユウイチローさんに重ね合わせながら進める論考が、示唆に富んでいます。
ぜひお読み頂きたい本です。
※ 青土社・本紹介のページへ