2019年01月28日

本のご紹介(『障害者の傷、介助者の痛み』)

本のご紹介です。
青土社から昨年末に出版された渡邉琢さんの新刊、『障害者の傷、介助者の痛み』の13章「支援・介助の現場で殺意や暴力と向きあうとき-社会の秘められた暴力と心的外傷(トラウマ)について」の中で、映画「道草」のシーンを取り上げていただいてます。
渡邉さんが介助を通して出会った男性(まっちゃん)との試行錯誤の日々を、「道草」の登場人物ユウイチローさんに重ね合わせながら進める論考が、示唆に富んでいます。
ぜひお読み頂きたい本です。
※ 青土社・本紹介のページへ

2019年01月21日

バナーが出来ました

映画「道草」にリンクいただくためのHP用バナーを、デザイナーの林よしえさんが制作して下さいました。林さんは本作の宣伝デザイン全般を引き受けてくださっている方で、この軽やかな雰囲気はひとえに林さんから生まれてきています。

バナーの設置とHPリンクにご協力いただけますようお願い申し上げます。
(バナー設置の際のことわりは不要です)

 

2019年01月20日

ケイズシネマ舞台挨拶(初日、2日目)

ケイズシネマ公開初日と2日目の舞台挨拶が決まりました。

2月23日(土)
岡部耕典さん(出演)、海老原宏美さん(CIL東大和理事長、映画「風は生きよという」出演)、
宍戸大裕監督

2月24日(日)
桑田宙夢さん(出演)、桑田貴江子さん(出演)、谷仁司さん(介護者)、宍戸監督
※ 宙夢さんの体調次第では当日お越しになれない場合もございます。

 

ほか、期間中の舞台挨拶は内容が決まり次第随時ホームページでお知らせいたしますのでご参照頂ければ幸いです。

桑田宙夢さん
(イラスト 
 木下ようすけ)

 

 

2019年01月17日

たこの木クラブにて

監督の宍戸です。きょうは東京都多摩市にあるたこの木クラブの月一回の通信発行作業にお邪魔し「道草」チラシを同封させてもらいました。

映画制作中、折ある毎に通わせてもらったたこの木クラブ。ここの長年の取り組みは生活書院から出版されてる『よい支援?』、『ズレてる支援!』の2冊に詳しいです。
映画にはワンシーンも登場いただいてませんが、たこの木クラブとの出会いがなかったら「道草」は今とはちがった映画になってただろうと思うほど多大な影響を受けました(特に悩みがある時、多くの示唆をいただきました)。

こうした通信などへのチラシ同封やポスター掲示など、映画の周知にご協力いただける方からのご連絡を心からお待ちしています。

2019年01月10日

公開劇場のご案内

映画「道草」の公開が2月からはじまります。現在、全国11館での公開が決まっています。
 
 2月23日(土)~ 新宿ケイズシネマ
 3月9日 (土)~ 名古屋シネマスコーレ
         静岡シネ・ギャラリー(先行上映日、本公開は30日~)
 3月23日(土)~ 大阪・シネ・ヌーヴォ
         京都シネマ
 3月30日(土)~ 横浜ジャック&ベティ
         静岡シネ・ギャラリー
 4月12日(金)~ チネ・ラヴィータ
 4月13日(土)~ 神戸アートビレッジセンター
 時期未定    シネマチュプキ・タバタ 
         伊勢進富座
         福井テアトルサンク

各劇場の情報入りチラシもでき、いまわたしたちは一緒に映画「道草」を応援し、盛り上げてくださる方を求めています。「重い」と言われる知的障害のある方が、こんな風に自然に道草しながら地域に暮せるということを全国へ伝えていくため、ぜひお力をお貸しいただけませんでしょうか?
チラシ・ポスターの配布や前売券の委託販売、ご購入などご協力いただけます方は下記までお問合せください。ご連絡お待ちしています!

 映画「道草」上映委員会 
 TEL:080-3457-8833  FAX:087-883-6570
 Email:info@michikusa-movie.com

 

大阪で出会った「道草」

2019年01月03日

予告篇を公開しました

新年あけましておめでとうございます。昨年はたくさんの方のお力添えにより映画「道草」が完成し、各地で試写会も開かせていただくことができました。応援して下さったすべての方に心より感謝申し上げます。

今年は2月23日(土)~新宿ケイズシネマでの劇場公開を皮切りに、全国公開がはじまります。その後自主上映会も募集させて頂きます。「道草」のような暮らし方があることをお伝えすべく、願いをこめて取り組んでまいります。

予告篇を公開しましたので、ぜひご覧ください。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

映画「道草」上映委員会一同

2018年12月25日

年内の試写会が無事終了しました

11月から全国各地で開いてまいりました「道草」試写会が、年内は12月22日の福井市での開催を最後に無事終了しました。福井での試写会もたくさんの方にお越し頂き、重度の知的障害がある方の地域生活におおきな関心をお持ちいただくことができました。
各地で主催して下さった方、試写会をお手伝い下さった方、また映画をご覧下さった方に心からお礼申し上げます。

福井地元紙「県民福井」12月23日付

 

 

12月15日豊田市での試写会の様子

 

 

豊田試写会でご挨拶される主催者代表長谷さん

 

 

都内の映画館には「道草」チラシが置かれ始めています

 

 

来年は1月15日~ふたたび試写会が再開されます。2月23日~のケイズシネマでの公開を皮切りに、全国公開へ引きつづき取り組んでまいりますのでぜひ映画「道草」を応援いただけますよう、よろしくお願いいたします。

2018年12月13日

寄稿文のご紹介

今から半年以上前の話になりますが、株式会社生活書院さんから発行されてます雑誌『支援vol.8』に映画「道草」についての監督エッセイを寄稿させて頂きました。映画の製作にいたった経緯や、撮影・編集中に考えてきたことを書きました。
同社から出版されています『よい支援?』(2008年)、『ズレてる支援!』(2015年)という2冊は、映画製作中の指南書ともいうべき本で、製作中に迷いが出ると何度か読み直し、その都度あらたな気づきを与えられました。支援という視点から語られていますが、日常の人間関係を考える上でも示唆に富んだ名著です。多くの読者がある2冊ですが、これからも読み継がれあらたな読者を得ていく作品と感じています。